ニキビの種類別の原因と対策方法は?【正しいスキンケア術】

皆さんは『ニキビケア』というとどのようなお手入れを思い浮かべますか?

しっかりと洗顔をすること?
テカリを防ぐために保湿を控えめにすること?
それとも毎日ピーリングをして毛穴詰まりを防ぐこと?

このような方法でアプローチをされている方も少なくないのではないでしょうか。

ニキビの種類や原因を知って正しいニキビケアをマスターしよう♪

ところがこれらの対策は、全てニキビの原因を作ったり、出来てしまったニキビを悪化させる可能性を秘めたNGな行為!

ニキビに良かれと思って実践しているスキンケアが逆効果になっている可能性があります。

そこで今回は、知っておくべきニキビの種類やニキビが出来る原因、対策法など“ニキビの基礎知識”を分かりやす~くご紹介◎

今行っているスキンケアがニキビの原因になっていないか、対策のとり方は間違っていないかなど、これを機にご自身のお手入れのやり方を見直してみてくださいね♪

【思春期ニキビの特長と原因】

まずはじめにニキビの種類についてご説明していきましょう。

ニキビには、10代(二次成長期)にできる『思春期ニキビ』と、成人してから起こりやすい『大人ニキビ』の2種類があり、いわゆるニキビと呼ばれるものは前者の思春期ニキビのことを言います。

思春期ニキビの原因は?

思春期ニキビは、女性ホルモンや男性ホルモンなどの性ホルモンに加え、成長ホルモンの分泌量が急激に増加することで皮脂が増え、毛穴が詰まること引き起こされるもの。

二次成長期が終わりホルモンバランスが整ってくると自然に落ち着くと言われています。

ちなみに思春期ニキビが出来やすいパーツは、皮脂が多く分泌される額から鼻にかけてのTゾーン。

自分のニキビがどのタイプなのか判断できない場合は、出来やすい場所で見極めていくのも一つの手段でしょう。

そして思春期ニキビの対策法についてですが、このタイプは皮脂の過剰分泌が原因ですから、毎日きちんと洗顔をして清潔に保つことが不可欠です。

ただし、洗顔をしすぎるともう一つの『大人ニキビ』につながる可能性があるため洗い過ぎには注意が必要。

たとえ皮脂が気になったとしても、洗顔は1日2回(朝晩)にとどめておくよう注意しましょう。

次回は、思春期ニキビの注意点についてもう少し掘り下げていきますので、今まさにニキビにお悩みの方はご覧になってみてくださいね♪

思春期ニキビは皮脂分泌を抑えるケアも必要!

過剰な皮脂分泌が原因で起こる思春期ニキビは、洗顔でお肌を清潔に保つことに加えて、皮脂量をコントロールしてあげることが大切です。

例えば、過剰な皮脂分泌を抑えるビタミンC誘導体配合の化粧品を使用するといった方法。

ビタミンCには色素沈着を防ぐ効果(美白)もあるため、跡が残りやすい思春期ニキビ対策に最適です。

また抗菌作用や殺菌作用のある成分も効果的。

ニキビは詰まった毛穴の中でアクネ菌が繁殖して発生するものですから、アクネ菌を退治してくれる成分もニキビに効果的です。

中でもグリチルリチン酸ジカリウムは、ニキビの有効成分として様々な化粧品に使用されており、皮膚科などでもニキビ治療に用いられる成分◎

ビタミンC誘導体に比べて刺激も少ないので、お肌が敏感な人などはグリチルリチン酸ジカリウム配合の製品を選ぶと良いかもしれません。

とは言え、グリチルリチン酸ジカリウムにはビタミンCにある“皮脂を抑える作用”がないので、テカテカになるまで皮脂が出てしまう場合は、やはりビタミンC配合の化粧品がオススメ。

このようにお肌の状態によって適した成分は異なってきますので、自分の肌に合う成分を選んでケアをすると良いでしょう◎

【大人ニキビの特徴と原因】

10代のニキビとは違い、乾燥やストレス、ホルモン、食生活の乱れ、睡眠不足などによって引き起こされるのが『大人ニキビ』です。

10代でできる思春期ニキビは成長期に皮脂を増やすホルモンが多く分泌されることで起こりますが、大人ニキビにコレといった原因はなく、まさにその原因は十人十色。

食生活や寝不足、ストレスといった要因で皮脂が増えすぎている場合もあれば、乾燥によって角質が厚くなり、毛穴が詰まりやすくなっているなど様々なケースが考えられます。
*両方が重なって起こる事も多い。

そもそもこれまでは20代になると10代の頃とは違い皮脂の分泌量が減ってニキビが出来にくくなると言われていました。

しかし、仕事によるストレスや夜中までスマホを見続けるといった習慣が定着しやすい昨今では、20代を過ぎてもニキビと縁のない生活を送ることが難しくなりつつあるのです。

では具体的に睡眠不足やストレスがどのように大人ニキビに悪影響を与えるのでしょうか。

その点を詳しく見てみましょう。

・ストレス・

ストレスを感じると心身ともに緊張した状態になり、交感神経(自律神経)が優位な状態になる。
交感神経は男性ホルモンの分泌を促進する作用があり、男性ホルモンの量が増えると皮脂の分泌量が増える。→結果、毛穴が詰まりやすくなる。

さらにストレスに対抗するホルモン(コルチゾール)にも男性ホルモンの分泌を増やす作用があるため、ストレスを受けると二重で皮脂分泌を増やす要因になる。

・睡眠不足・

睡眠が足りないと緊張状態になり、交感神経が優位に働くようになる。
そのためストレスを受けた時と同じように、男性ホルモンの分泌が増え、皮脂量が増加する。

またお肌のダメージを修復・再生する『成長ホルモン』も睡眠中、ターンオーバーが活発になるのも22時~翌2時です。

この間にきちんと睡眠をとっていないと…ニキビが出来やすくなるのも当然と言えば当然ですよね(^-^;

と、このように大人ニキビは思春期ニキビとは違い、あらゆる角度からアプローチすることが大切◎

ストレス?睡眠不足?と侮らず、きちんと対策を行うようにしましょう。

昼夜逆転・寝だめはご法度!睡眠の“質”を高めるべし◎


前回「睡眠不足はニキビの大敵!」とお伝えしましたが、ただ睡眠不足にならないよう寝ていれば良いというワケではありません。

ニキビを予防・改善するためには睡眠をとる“時間”にも気を配ることが大切です。

まず、成長ホルモンの分泌量がピークに達する寝入りばな3時間と、ターンオーバーが盛んに行われる22時から午前2時が重なるよう調整することが大事◎

お仕事をされている方などは難しいかもしれませんが、休みの日だけでも早めに就寝し、お肌の回復に充てることをオススメします。

ただし休日の『寝だめ』はご法度。

寝だめをしても足りない睡眠を補うことはできませんし、そもそもたくさん寝たからと言ってその分お肌じかんが回復するということもありません。

逆に寝だめをすると体内時計が狂い、翌日寝つきが悪くなる可能性があるので、お休みの日もなるべく同じ時間に起きるよう心がけましょう◎

睡眠不足はニキビの原因になるだけでなく、代謝が悪くなったり、病気になりやすくなったりと様々な悪影響を及ぼします。

お肌のためだけでなく健康でいるためにも毎日きちんと睡眠をとっておきたいですね♪

正しいアプローチの仕方は人によって違う!

大人ニキビは肌に合わない化粧品の使用や、間違ったスキンケアによって引き起こされるケースが非常に多いと言われています。

これは私自身も経験があるのですが、私の場合は洗顔料で大人ニキビが出来ることが多く、合わない製品を使うと2~3日で顎にポツポツと白ニキビが出来はじめます。

これが何か合わない成分が入っているからなのか、洗浄力が強すぎるからなのかは不明ですが、いずれにしても化粧品選びやお手入れのやり方が重要なカギを握っていることに間違いはありません。

では大人ニキビを作らないためにはどのようなケアをしてあげれば良いのでしょうか。

大人ニキビに関する情報を見ていると「洗浄力が強い洗顔料はNG」、「朝の洗顔はぬるま湯だけでOK」といったものを目にしますが、私の経験からいうとこれには疑問が残るところです。

実際に私は洗浄力がマイルドすぎたことで毛穴が詰まり大人ニキビが出来ていましたし、朝だけとは言えぬるま湯洗顔だけなんてもってのほかです。

これは私がそこまでの乾燥肌でないためかもしれませんが、やはり1日の間に分泌された皮脂や、寝ている間に分泌された皮脂はある程度洗浄力のある洗顔料を使って落とすことが大事◎

もちろん重度の乾燥肌の場合は、洗浄力の弱い洗顔料を使ったり朝はぬるま湯洗顔だけにしたりといった工夫が必要です。

乾燥肌は皮脂の分泌そのものが少ないわけですから、洗顔料を使わない方が良いケースも多々あります。

しかし、大人ニキビ=洗浄力が弱い洗顔料を使うべきという風潮には正直ちょっと首を傾げたくなるところ。

あくまでもスキンケアは人によって最適な手段が異なるものです。

大人ニキビに効果的と言われている方法で効果が現れない方は、違うアプローチに切り替え、自分に合うお手入れ法を探していく事も大切だと言えるでしょう。

ニキビを予防・改善するための正しいスキンケア術とは?

人によって選ぶべき化粧品は異なりますが、スキンケアのやり方そのものに関しては一貫して『肌に優しく』を心がけることが大切です◎

例えば…

・洗顔料はしっかりと泡立ててから顔にのせる。
・クレンジングや洗顔は、長くてもそれぞれ1分以内に済ませる。
・熱いお湯で洗顔しない。
・洗顔後は3分以内に保湿をする。
・化粧水をなじませる時は叩いたり強い力を加えない。
・コットンを使用する時は擦らないようにトントンとやさしく叩き込む。
・美容液やクリームも擦らないように抑える感覚でなじませる。

特に大人ニキビは乾燥によって起こるケースが多い種のニキビ。

摩擦や熱いお湯は角質層にダメージを与え、お肌を乾燥させる要因になるため、その要因を増やさないための工夫が必要です。

また、冒頭で「人によって選ぶべき化粧品は異なる」とお伝えしましたが、基本的にニキビに油分の与えすぎはよくありません。

油分と一口に言ってもスキンケア製品に使用されている成分は様々ですが、成分によってはアクネ菌を活発にするものもあるため、菌の養分になりにくい油分が含まれた化粧品を使用することをオススメします。

最近増えている『ノンコメドジェニック化粧品』は、ニキビが出来にくい成分で作られている化粧品、すなわちアクネ菌の養分になりにくい油分が使用されている製品です。

今はまだスキンケア製品が主流ですが、少しずつ下地やファンデーションといったベースメイク製品も増えていますので、ニキビが治まらない場合はこれらのアイテムに切り替えてみると良いでしょう。

生理前のニキビは“黄体ホルモン”が影響している!

1ヵ月の間に刻々とホルモンバランスが変化する女性のカラダ。

この女性特有のホルモンバランスの変化も大人ニキビを引き起こす原因の一つです。

というのも、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)にはお肌に対する真逆の作用があります。

エストロゲンにはお肌をみずみずしく保つ作用がある一方で、プロゲステロンには肌の水分量を低下させ、皮脂分泌を増やす作用があるのです。

「生理前になると大人ニキビが出来やすくなる…」と悩まれている方も少なくないかと思いますが、これはまさに生理前2週間~生理開始にかけて黄体ホルモンの分泌量が増えることが原因。

自然な現象なので黄体ホルモンの分泌が治まる時期を待つほか方法はありませんが、この間に他の要因によって皮脂を増やさないよう、いつも以上に生活習慣に気を配るようにしましょう。

★黄体ホルモン期に注意すべき生活習慣★

・ストレスを溜めない。
・睡眠をしっかりととる(22時~2時に寝ているのがベスト)。
・ニキビを招く食生活は避ける。
・ゆっくりと湯舟につかる(自律神経が整う)。

ニキビに悪影響を及ぼす食べ物については次回詳しくまとめていきますので、是非そちらもチェックしてみてくださいね♪

知っておくべき“ニキビを招く食べ物”とは?!

ニキビを予防・改善するためには食事内容にも気を配ることが大切!

「カラダは食べたもので作られる」ということを肝に銘じておく必要があります。

ではニキビを招く食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか。
早速見ていきましょう◎

★塩分の多い食事

内臓(特に腎臓やすい臓)に負担がかかり、直接的なニキビの原因になる。

★油分の多い食事

皮脂分泌が盛んになる。
その結果毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが出来やすくなる。

★糖分の多い食事

糖分は体内で分解・吸収する際にビタミンB群を消費するため、お肌を健やかに保つビタミンがムダに消費され、結果的にニキビの悪化へとつながる。

★刺激過多な食事

辛い食べ物や熱すぎる食べ物、冷たすぎる飲み物(食べ物)は、内臓への負担が大きくなり、ニキビの症状を悪化させる場合がある。

★食品添加物の摂りすぎ

食品添加物を摂取すると、体内で“毒物”だと判断され、その毒物を取り除くために活性酵素が作られる。
過剰に摂取しない分にはさほど問題はないが、摂りすぎると活性酸素がどんどん増加し、健康な細胞にまで攻撃するようになる。

また、アルコールも皮脂の過剰分泌を起こす作用があり、カフェインもビタミンBの吸収を妨げ、ニキビを悪化させる可能性があります。

あくまでも食べすぎや飲みすぎに注意が必要ということであり、そこまで神経質になる必要はありませんが、忘年会シーズンなど外食が多い時期はメニュー選び気を付けたいところですね(*^_^*)

~ニキビ跡を改善する方法まとめ~

ニキビが出来てしまったときは、とにもかくにも触らないことが大事◎

ニキビの症状が悪化すれば悪化するほどニキビ跡として残る可能性が高くなってしまいます。

でも…「すでにニキビ跡が出来てしまった」という方も少なくないハズ。

そんな方にオススメしたいのが『ピーリング』です。

ニキビ跡と一言で言っても様々なタイプがあるので、必ずしもピーリングが良いとは言えませんが、浅い凸凹(クレーター)のニキビ跡には、AHAやBHAなど酸性のピーリング成分が効果を発揮します。
(*)AHA=グリコール酸やフルーツ酸など、BHA=サリチル酸など

これらのピーリング成分を含む洗顔料や化粧水はドラッグストアでも多く販売されているので、ニキビ跡に悩んでいる方はこれらのアイテムを取り入れてみると良いでしょう。

また、色素沈着タイプのニキビ跡にはビタミンC誘導体やハイドロキノンといった成分がオススメです。

ビタミンC誘導体とハイドロキノンには、還元作用(色素沈着を薄くする作用)があり、同時に色素沈着の元となるメラニンの生成を阻止する作用もあります。

ただしハイドロキノンは刺激が強い傾向にあり、さらに使い方を誤るとシミが出来やすくなるなど扱いが難しい成分でもあるので、お肌が弱い方や使いこなす自信がない方は、ビタミンC誘導体配合の製品を選ぶことをオススメします◎

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